2019年6月25日  

皆さんこんにちは。夢季家はちょうど紫陽花が満開でカエルたちがケロケロと泣きながら毎日池で飛び込みの練習をしています。梅雨入りをまだかまだかと待っているようです。
近頃高齢者の自動車事故の報道が多く福岡の事故は免許証を返納しようかと相談されていた矢先の大変凄まじい事故でした。そんな中会員さんの中にも免許証の返納された方が出てきました。それを聞いてわたしも内心少し安心しました。
先月は子供たちバーベキュー大会でした。夢季家の面倒をいろいろとお世話してくださる野口さんが「子供たちに」と植えてくれていたじゃがいもがそろそろ収穫の時期になったのでまずみんなで収穫です。それを洗って茹で「ほかほか芋」にしました。口に入れた途端「あっちっち。」と言いながら美味しく美味しくいただきました。
さて、前回はお釈迦様の「全てがちょうどよい」と言うお話でしたが今回は荘子のおもしろいお話がありましたのでご紹介します。ある日荘子が弓を手に狩をしていると1羽のカササギが目にとまりました。そこで荘子はこの鳥を射ようとして静かにまた1歩2歩と近寄っていきました。よく見るとカササギは自分の前にじーっとしゃがんでいるカマキリを狙っているではありませんか。さらに近寄ってみるとなんとそのカマキリは自分の前の木陰の蝉を狙っていたのです。狙われた蝉は自分が狙われているとは知らず楽しそうに鳴いている。蝉を狙っているカマキリはカササギに狙われていることがわからずカササギは荘子に狙われていることがわからない。カササギもカマキリも、目の前の獲物に心を奪われ、自分に迫っている危険への注意が散漫になっていたのです。「利を追う者は害を招くものだな」と呟き、荘子は狩りを止めてその場を立ち去ったそうです。人間も目先の利益にを追うことに夢中になってそればかりに心を奪われているとこころにスキができ、あって当たり前だと思っていた「友情」や「愛情」に対しておざなりになり、失ってしまうことがあるそうです。

私も28年前FP21を立ち上げたころは「がんばらんといかん。」と会社の事ばかりに心を奪われ大切な家族のことを考えず仕事ばかりをしてきた時期がありました。
結局妻とはうまくいかず離婚することになってしまいました・・。(^^;


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