2022年6月15日  

みなさんこんにちは。今年は九州より関東が先に梅雨入りするという珍しい年ですね。九州もきょう11日が梅雨入りのようです。梅雨の時の雨量は年や地域によって大きく変動するらしいので「危険な雨」と言う意味もあるそうです。ここのところ毎年どこかで大きな災害が起こっていますが九州でも毎年のように大災害が発生しています。大切な家族の命、災害に対する準備は早め早めにしておきましょう。

夢季家は今、たくさんの紫陽花と菖蒲が満開で私たちを楽しませてくれています。

 

さて、先日テレビを見ていると「燃え尽き症候群」と言う単語が目に入ってきました。決して新しい言葉ではないのですが、簡単に言うと「今まで懸命に生きてきたが突然やる気がなくなったり人と会うことも嫌になったりと文字通り燃え尽きてしまった状態」のようです。若者も決して少なくないらしくコロナが襲ったこの2年間、生活面でさまざまなしかも大きな変化が起こりました。そのせいなのかもしれません。

 

われらの世代でも退職を迎えられた方には二通りあるようです。ニコニコしながら「退職したぞー。さあこれからあれもするぞ、これもするぞ~。」と笑顔で元気な方とある日を境に突然「出勤しなくてよくなってしまった」ことにうまく対応できず何もやる気が出ない方。

 

実は私も2008年に福岡から宗像夢季家に移転した頃ある意味「燃え尽き」感を感じていました。1991年にFP21を立ち上げてからは私なりに懸命に懸命に働いてきましたから「もうそろそろこのくらいでよかろう。」という気持ちがありました。そうしているうちふと「飛(ひ)龍(りゅう)と潜(せん)龍(りゅう)」の話を思い出しました。龍は天を自由自在に飛びまわり雲を呼び雨を降らす強くて元気の象徴のような存在ですが、いつまでも飛ぶ事はできません。疲れはてたら今度は地の中深くに潜(もぐ)って十分にエネルギーを蓄えます。そしてまた飛龍に変身するのです。

私も福岡でのわたしが「飛龍」だとしたら夢季家に来てからのわたしは「潜龍」だったのかもしれません。夢季家で地の中に潜りゆっくりとエネルギーを蓄えた私は(以前より少し年をとりましたが)また「飛龍」の気分です。

 

「燃え尽き症候群」かなと思ったらいったん地の中に潜ってエネルギー補給されてはどうでしょう。人生の旅の途中にはいろんなことがあります。でも生きているかぎりその旅はいつでも「真っ最中」なのです。

 


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