2017年3月22日  

みなさんこんにちは。日に日に春らしくなり春の匂いが陽気なそよ風に乗ってもうそこまで来ていることを感じさせてくれます。小川や田んぼのあぜ道ではビニール袋を持った親子連れが楽しそうに何やら春の菜を摘んでいるようです。またわが家では朝のみそ汁に菜の花が彩りを添えています。3月の旬の会では、おいしいおいしいお酒とひな祭りの豪華なちらし寿司でした。桜酒や菜の花の昆布〆など季節の食べ物がいただけるのは本当にありがたいことです。 翌日の木皿セミナーではテキサス州の油田の話で盛り上がりました。

さて日本ではいま毎日と言っていいほど森友学園の問題が報じられていますがみなさんはどのようにお感じになっていらっしゃいますでしょうか?私は籠池氏を決して擁護するわけではありませんが国、大阪府、行政機関それぞれの不透明な出来事ばかり次から次へと明るみになっています。国会の予算委員会での答弁も誰が聞いても首をかしげることばかりです。日本国民の1人として恥ずかしい思いがしてなりません。「嘘をついてはいけない」「ごまかしてもいけない」「正直で正しい行いをしなさい」などと子供達に言っている大人たちが、それも国民から選ばれた人たちが保身のために虚偽の答弁を繰り返し、またそれを守るためにさらに隠しごまかす答弁ばかりのように聞こえます。人間というものは「地位と権力」を持つと傲慢になり自分の利益しか考えないようになるものでしょうか。昔と違い時代も変わり、もう隠し事ができなくなってきています。突然明るみに出てくる問題も内部告発がほとんどです。「トカゲのしっぽ」にされ、切られた人の10倍返しでしょうか…。江戸時代なら「差し違え」になるようなことになっているのかもしれません。とにかく森友学園の問題や東京都豊洲の問題はたいへん奇怪な話ばかりです。政府、与党、東京都、都議会の責任としてきちんと襟を正して国民が納得するところに着地してほしいものです。   老子がこんなことを言っています「ことさらな作為、わざとらしい振る舞いをせずあるがままに自然でいることが無為の政治であり統治者はむりやりことを起こそうとせずに国を治めることができたら人々は自然と穏やかな暮らしを保て天下はよく収まる」と。幸せ度ナンバーワンのブータンの国を想い浮かべます。私たちも今のこのような国に頼るのではなくもっと原点にもどり「一人一人が正しく明るく仲良く毎日を生きていく」ことができたらそこから始まりこれからの日本はきっと良くなっていくのではないかと思います。 「小さな嘘や隠し事」は時間が経つと必ず何倍もの大きさになって浮かびあがってくるそうです。


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