2017年11月25日  

みなさんこんにちは。急に気温も下がり朝起きると真っ先に温風ヒーターのスイッチを入れるようになりました。夢季家の鳥たちも先月までは大きな声で騒いでいましたが今はひっそりとして冬に入る準備をしているようです。
今月の初めに会員さんたち大人8名子供8名で一泊で星野村へ行ってきました。テントも張れますが今回はロッジを2棟借りました。到着するとまず温泉露天風呂に入りさっぱり。そのあと借りたロッジの1棟に集まり準備してきた夕食です。大人たちは「水炊き」とおいしいお酒。子供たちには大好きな牛すじカレーをいただきました。そして今回の第一の目的である大天体望遠鏡での星の観察です。
30席ほどの部屋で約1時間プラネタリウムを体験した後、天体望遠鏡のある部屋へ移動。1人ずつ望遠鏡をのぞきました。館内のガイドの方がとても丁寧に説明してくれます。「今光って見えているこの星は100年前の光がようやく地球に届いたものです。この星は200年前、あの星は500年前、そしてあの星はですねぇ5,000年前の光なんですよ。」と。5,000年前ですよ。5,000。まさに「宇宙レベル」だと実感しました。また星の色も様々で黄色に輝くものやオレンジ色のもの、宝石のルビーのように濃い赤色に輝くものとさまざまです。肉眼で見ている星はどれも同じ色に見えますが実はそれぞれが異なる色で輝いていたことが初めてわかり、これもまたまた感動でした。ガイドさんからは「オレンジ色に輝いている星はもうじき爆発して「星の一生」が終わるんですよ。」ということも教わりました。あ、「もうじき」と言いましたがガイドさんの言う「もうじき」とは「あと1000年くらい」ということでした。なんと時間レベルの違うことか・・。地球でも太陽でもすべての星に生命がありいつか必ず死を迎えるそうです。
わたしたち人間も地震や台風、津波などで命を落とすこともありますが太陽の恵みで食べ物を得ることもできます。人間はまさに自然に支配されています。自然は宇宙に支配され宇宙は老子の言う「道(タオ)」に支配されているそうです。と考えるとわたしたちも必死になって「何かを成し遂げよう」とか「ならないものを何とかなるようにしなければ」などと思わず宇宙の力に身をゆだねて「ゆるりと」生きていくのもいいのではないかと思ったりもします。


コメントは受け付けておりません。

トップへトップへ