笑顔のブログ

水のように生きる?

2020年2月22日  

みなさんこんにちは。近頃は気温の差が激しく春一番が吹くような陽気になったり真冬並みの気温になったりするので出かけるときの衣服の調整に気を使います。梅の花も一気に満開になるかと思いましたが、そうではなくメジロたちが「早く咲いてくれ。」と言わんばかりに開いた花の蜜を求めてやって来ています。そして夢季家の池では「金魚失踪事件」が起こっています。2年ほど前から夢季家の池で金魚を飼い始めました。ナフコで買った3センチほどの赤い金魚です。65円くらいでした。ですが夢季家の池でみるみるうちに大きく成長し25から30センチほどに。面談に来られた会員さんのほとんどの方から「きれいな鯉ですね。」と言われていました。池には1日おきに井戸水をホースでたっぷりと流して大事に大事にお世話をしていたのですが10日ほど前に7匹いた金魚が3匹になっていました。4匹がこつ然と姿を消したのです。カラスか猫に捕られたのか、または寒いので底の土の中に隠れてしまったのか。はたまた「誘拐」されたのか。スタッフ一同心配している毎日です。
さて昨年も毎月開催している「老子の会」では「しなやかで自由な無為の生き方」を学びました。「老子」は日本や中国だけではなく欧米でも中国の代表的古典として「孔子の論語」と共に広く読まれているそうです。日本では江戸時代から論語の学びが盛んになり老子より「孔子の論語」の名を多く耳にしますが、驚いたことに欧米では圧倒的に「老子」の方がポピュラーなのだそうです。老子の「上善は水の如し(水のように自分の存在を主張せず低いところに自然に留まると心おだやかに過ごすことができ円満な人間関係を創ることができる。)」や「知るものは言わず言うものは知らず(物事をよく知っている人はあまり多くを語らないがよく知らぬものはかえって軽々しくしゃべるものだ。)」を座右の名にしているフランス人は珍しくないそうです。その理由の1つは、キリストが生まれる数百年前に「文明の行き過ぎ」だと警鐘を発し「自然に帰る」ことを唱えたこと。また「無」の思想が欧米で人気の高い「禅」にも通じ単なる哲学ではなく「宇宙の1部であり社会の1部としての人間」の生き方を説き実生活での知恵に満ちているところだそうです。私も老子から学ぶ「自然な生き方」で世の中を渡っていけたらこんなに幸せなことはないと思っています。今期(FP21は2月始まり)は「私の生活と老子」というテーマでいろいろ書いてみたいと思っております。ちなみに私の座右の銘は「足るを知る(すでに十分に満たされていることに気づきそのことに感謝をする)」です。


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