2021年5月15日  

 

みなさんこんにちは。晴天続きの中、今日は久しぶりの雨になり草木など植物たちが大喜びしているようです。夢季家はサツキが満開で紫陽花が小さな小さなツボミをたくさんつけ出しました。池の周りではカエルくんたちが思いっきり飛込ダイビングを行い、池の中にいるメダカや金魚さん達を驚かせています。先月からのタケノコ第一弾(孟宗竹)は先週で終わり、タケノコ好きな会員さん達に発送したり近所の方には届けたりで大変喜んで頂きました。ある会員さんは届けるのがいつもの年より遅くなったせいか「今年はタケノコ来ないねー。」とご夫婦で話されていたそうで、届けると大変大変喜んでくださいました。

 

さて毎年の「タケノコ配り」ではありませんが人から何かいただくと嬉しいもので、また人から喜ばれるのも心地よいものです。例えばわたしが友達と旅をした時おみやげ屋さんで500円のキーホルダーを欲しくて買いたいと思ったとします。また友人も同じように500円のキーホルダーが欲しくて買いたいと思ったとします。そこでそれぞれが自分のものを買うのではなくて、こうしたとしたらどうでしょう。わたしは友人のためにそれを買い友人にプレゼントする。友人もわたしのためにそれを買いわたしにプレゼントする。二人とも出している金額は同じでも「友人からプレゼントされたうれしさ」と「友人にプレゼントすることができたうれしさ」を味わうことができるのではないでしょうか。

また人は自分の欲しいものをがんばって手に入れようとしますが、たまにはその逆で人にどんどんプレゼントしようとしてはどうでしょう。法人会員の方とは毎月面談を行なうようにしていますがある法人会員さんはその度にお土産を持ってきてくれます。最初は「もうそんなに気を使わなくてもいいですから。」と言っていたのですが、言っても言ってもそれは止まることなくもう一年以上になります。私もいただくばかりでは申し訳ありませんので今度は私の方から「3倍返し(?)」をしようと思っています。また夢季家のご近所さんにタケノコや「旬を味わう会」で作った料理の一品を持っていくと翌日には野菜やお米、卵、漬物などが夢季家の玄関に置かれています。日本にはお中元、お歳暮の慣習があります。お盆とお正月を区切りに日ごろお世話になった方に感謝のしるしとして何かを差し上げたりいただいたりするものですね。近頃は儀礼廃止の声もあるようですが、わたしは日ごろ言えない感謝のキモチを年に2回でも表す手段としてとてもありがたいと思っています。

モノやお金だけでなくちょっとした行動ひとつとってみても「人に喜んでもらえる」ことが続けられたらいいなと思っています。それはおそらく人間だけに与えられた特性なのかもしれません。実はこんなことが「幸せ」の本質なのかもしれませんね。


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