笑顔のブログ

「生きている間」に「生きていること」を満喫しよう

2021年4月18日  

みなさんこんにちは。今年は暖かくなるのが早かったせいか桜の開花もつくしが出るのも早く、タケノコが出てくるのも例年なら4月10日ごろだったのが今年は3月終わりには顔を出し始めました。そのタケノコですが今年は猪くんたちに食べられたのが多いようで、いつもの収穫は期待できそうもないみたいです。猪くんたちも生きていくためですから仕方ないですね。さくらに代わり夢季家ではツツジが満開になりました。

ところでみなさんの周りでコロナに感染された方はいらっしゃいませんか?街を歩く人の数も以前と変わらないような気がします。私たち一人一人が自覚し、不要不急の外出をもっともっと減らさないといけないようですね。

さて皆さんは「今生きていること」を満喫されていますか? 私はなんとなく1日が過ぎた日でも「あ~、今日も良い1日だった。ケガも病気もしなかったし。」と思っています。そう思うことで不思議に「人生が楽しくなり心が安らぐ」のです。それとは逆に「些細なことを気にしてそれについて不平不満ばかり思っている。」とどのような1日になるでしょうか。確かに一日という時間の中では、いろいろなことが起こっていますが、その一つ一つが「いいこと」とか「悪いこと」とか、私たちが勝手に決めているようです。例えば「雨が降った。」とします。ある人は「洗濯物が乾かないから嫌だわ。」と言います。が、ある人は「苗を植えたばかりで良かった。」と言います。そこで「嫌だわ。」と考えずに「洗濯ものは乾かないけど雨が降って草花たちは喜んでるねぇ。」と思うこともできます。「雨が降った」と言う1つの現象をどうにでもとらえることができるのです。今でも覚えています。映画評論家の淀川長治さんの言葉です。ご自宅に泥棒が入ったそうです。その時淀川さんは泥棒さんに「家に火をつけないでくれてありがとう。」と感謝されたそうです。私の家には保護猫が3匹います。さつき、とまと、ほたる。そのうち三男のほたる君だけが猫のトイレでおしっこができません。いつもトイレの横におしっこしますので猫のトイレの横におしっこシートを敷いています。「みんなのようにトイレでしてくれたらいいのに。」と私はいつも思うのですが、私の妻はちがいます。いつものようにトイレでなくおしっこシートにおしっこをしたほたる君を抱っこして「ほたるは、お布団におしっこせんからおりこうさんやね~。」といつも言いながら頭をなでています。そうなんです。お布団を濡らされるくらいならおしっこシートにしてくれたほうが何百倍も助かります。毎日私たちの生活にはいろんなことが起こります。そのひとつひとつの出来事を私たちは「これはいいこと」「これは悪いこと」と勝手に決めています。そして「悪いこと」と勝手に決めた出来事に対して悲しんだりくよくよ悩んだりしがちです。もし「好ましくないと思われるようなこと」がおこったなら「もっと大変なことにならなくてよかった」と考えたらどうでしょう。神さまが手前で気付かせてくださったのかもしれません。

「楽しいこと」が起これば「楽しい」けど「楽しくないこと」が起こっても「勉強だなぁ~、ありがたいなぁ~。」と思えば自身に起こっている事で何一つ「悪いこと」などありません。そう考えると人生は楽しいことしかありません。「生きている間」に「生きていること」を満喫しようではありませんか。


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