笑顔のブログ

やっぱり「あると安心」だった

2022年4月4日  

みなさんこんにちは。暦の上では立春も過ぎましたがまだまだ寒い日が続きます。いつも夢季家で賑わっている鳥たちですが、今は満開の椿や数日前から咲き始めた梅の花の蜜を吸いに忙しく飛びまわっています。オミクロン感染者数も今年になり急に増え、減ることもなく私たちの周りにじわじわと忍び寄ってきていますので皆さんもくれぐれもご注意ください。今年になっての「旬を味わう会」や「寺子屋セミナー」、勉強会やその他イベント事も全て中止になり残念です。仕方ありませんね。またワイワイガヤガヤみなさんと会える日が必ず近いうちにもどってくることを信じて日々楽しく過ごしていきましょう。

さて昨年は特に会員さん達の医療保険などの給付請求が多かったように感じます。会員さんの方、私も含めてですがみんな歳をとるわけですので入院や手術の保険給付請求が増えてもおかしくはありません。私は20代の頃から損害保険に携わっていました。当時は保険料は集金でしたので年に1度は自動車保険や火災保険の保険料をいただきにお客様のところへ言っていました。事故をしたことがないお客様からはよく「中田さんは1年に1回必ず集金ばっかりくるね〜。」と冗談半分に言われていました。集金はほとんどが玄関先でした。そう言っておられたたお客様も実際に自動車事故を起こしてしまうと「中田君さんから保険に入ってとってホントによかった〜。」としみじみ。そんな時は玄関先ではなくお座敷に通されお茶とお菓子が出てきます。「保険のありがたみ」はご自身が事故に遭遇して初めてわかるものです。私もそんな経験があります。2017年の血液検査でPSAの数値が32 (4以下が正常)になった時です。その時ドクターから「前立腺ガンの疑いが非常に高い。(ほぼ断定に近い言い方でした。)紹介状を書くからすぐに〇〇病院に行くように。」と言われました。「とうとう自分もガンが見つかってしまった・・。」父親も母親も60代でガンで亡くしました。目の前が真っ暗になりました。しかしそんな時でも頭の隅に「今までずっと保険料を払ってきたガン保険から給付金がでる。」と浮かんだのです。人間とはおかしなものです。ガンだと思い込み落ち込んでいる私の心の中で光るもの、真っ暗な夜空にたったひとつ明るく輝くもの、それは私にだけしか見えない「がん保険」だったのです。数日して検査入院し細胞を取って調べたところPSAの数値がはね上がっていたのは単なる炎症が原因のようでした。入院給付金や手術給付金を受け取った方々も「入院して初めて保険のありがたみがわかった。」と口々に言われます。治療費など経済的に助かるのはもちろんですが精神的にも「給付金がある」と思うだけで少しの安心が得られるかもしれません。私の場合も「ガンかもしれない。」と言われた時「ガン保険」があったかなかったかで精神的なダメージは大きく違ったような気がします。事故とか入院また万一のことなどあってはならないことですし大変ショックなことですが、その後ろに保険という保障があるかないかで精神的にもとても大きな差があるようです。

ところで思い起こしてみると世の中には色んな支援の方法があります。災害時の支援をはじめユニセフ、赤十字、ペシャワール会、いとうづの森の動物サポーターなど。それと同じで今私たちが払っている保険料は何事かあって困った加入者のために「保険金」というカタチで支払われています。私たちは知らず知らずのうちに人のお役にもたっているようです


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