2023年1月10日  

 

みなさんこんにちは。今年のカレンダーも最後の1枚になり、クリスマス、大晦日が過ぎるとまた新しい年がやってきます。

今月に入ってからコロナの感染者数がじわじわとまた増え始めましたので、夢季家での「餅つき大会」は3年連続で中止になりました。毎年この餅つき大会が年内最後のイベントとなり会員さん達と楽しい1日を過ごしてきましたので大変残念です。来年は餅つき大会できますように。とは言え夢季家での「ワイワイガヤガヤお酒の会」はなんとか続いています。ここ3年程みなさんコロナでお酒を飲む機会もめっきり減っているので楽しみにしてくれているようです。元気で明るく呑むのはやはり楽しいものです。

 

さて、今年最後は「心の疲れがすうーっと消える、いつもの老子」のお話です。

老子が言うには天には「悪人をとらえるための網」がかけられているそうです。それもとても広大な網で隅々まで張り巡らされているそうです。網目は荒いけれども、決して悪人を取り逃す事はなく善人に味方すると言うのです。

 

老子の言う天の道とはとても懐が深くその道に従ってさえいれば「争わなくても勝つようになり」「わざわざ言葉で相手に言わなくても自分の意図が通じ」「会いたいと思う人をこちらから呼ばなくても先方から訪ねてきてくれ」「のんびり構えていても巧みにものごとがいいように展開する」のだそうです。これが老子が常に言っている「道(たお)」です。

そして天は広大な網を張っていつでも世の中を見張ってくれています。網にかかった悪人は、人の道、天地、自然の道に背いたので報いを受けます。これは道に反する行いや、悪への戒めであると同時に、弱い立場にいる善人への救いの道でもあります。

日々の報道からでも感じますが、悪いことばかりやっている人はたくさんいます。でもいつか老子の「天地自然の網」に引っかかり「罰を受ける」ようになっています。

権力やお金にものを言わせ、したい放題やって世間から「成功者」のように思われ生きている人たち、政治の世界にいたり、宗教の世界にいたり、どこかの大国のリーダーだったり・・。すべてこの網にかかると老子は言っています。

 


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