笑顔のブログ
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5月15日
みなさんこんにちは。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?数日前テレビを見ていると桜前線がようやく北海道の根室まで北上し満開でした。しかしこの急激な寒波で「桜吹雪」ではなく、「本物の吹雪と桜」になっていてそのミスマッチもまた感動でした。今年も野口さんご夫婦のおかげでタケノコが収穫できましたが、イノシシさんに先を越され収穫量がずいぶん少なかったようです。でも6月になるとマタケが収穫できます。「茹でタケノコ」ご希望の方は遠慮なくFP21まで。毎年野口さんに感謝感謝です。
さてみなさんは「多死社会」という単語を聞かれたことはあるでしょうか。
「多死社会」とは・・
日本はいま、死亡する人が多くなり、人口が少なくなっていく社会を迎えようとしています。ほかの世代に比べて突出して人口が多い団塊世代(昭和22年から24年生まれ・76歳から78歳くらい)が人生の終わりの時期を迎えるためです。人生の最期をどう迎えるかを巡って様々な課題が指摘されています。たとえば「看取りの場所」「家族や介護者へのケア」「遺産等の円滑な取り扱い」さらに「火葬場の不足」などの課題が注目されるようになってきました。
その「看取りの場所」に関して先日テレビで「おうちにかえろう。病院」のことが報道されていました。ホームページからの抜粋です。
在宅でもできる治療は在宅で行い病気を抱えながらの「在宅での生活」を支えていきます。2030年には約47万人の看取り難民が発生するといわれている社会課題(多死社会)に対して、質の高い在宅診療サービスを広げることで「自宅で自分らしく死ねる。」そのような社会の実現を目指しています。
当院では自宅に帰られた後の生活を見据えた治療とリハビリを行います。病気ではなく生活を中心に治療プランを組み立てます。
患者様が退院後の自宅での生活を自分らしく生きられるために、私たちは治療と支援を行います。
当院はおうちに帰るための治療とリハビリを行います。地域の医療介護チームと共同して、退院後も自分らしい生活を途切れなく支援します。
ちょっとした病気やケガをきっかけに入院し、そのまま自宅に帰ることができなかった方々を少しでも減らし、「自宅での生活を続けるための入院」を主にしているそうです。病院でしかできない治療以外は在宅治療が基本。俗に言う「ピンピンコロリ」は理想ですが歳をとると、体のどこかが悪くなり病院に行きます。すると病名がつけられ医師の言われるままに何の疑いもなく入院。そうやって自宅に帰れず病院で看取られる。でも今は「病院から在宅へ」とどんどん変化しているようです。ある著書によると「高齢者にとって怖いものは死ではない」そうです。「死よりも延命治療で本人の意思にかかわらず、なかなか死なせてもらえないこと。」だそうです。考えさせられます。