2014年4月21日  

みなさんこんにちは。夢季家では毎朝うぐいすが力強い声で鳴き春一色になってきました。旬のたけのこが毎日のようにつぎつぎと顔をだすので、出社するとすぐに文枝さんたちが裏の竹林に収穫に行っています。会員の野口さんご夫婦が心を込めて作ってくれているダイコン、セロリ、ホウレンソウ、春菊などの収穫も楽しみで、大変感謝しています。夢季家を少し登って行ったところに近所の方々の畑があるのですが、先週会員の堤さんが散歩に行かれたらなんと「鹿」がいたそうです。
 さて、以前はそれほど気にはしていなかったのですが、気が付いてみると近頃私たちのまわりで生活保護を申請している方が少なくないようです。昨日久しぶりに小学校の同級生S君から連絡がありました。「食道がん」が見つかり来週から入院するそうです。彼には長男がいるそうですが付き合いがないそうで、生活保護の申請を昨日済ませたといっていました。
私も仕事柄若い人たちにできるだけ早いうちに「退職してからの生活費」つまり「老後資金」の準備を始めるように促しているのですが、中には国民年金保険料の「未納」や「支払い免除申請」、さらのは「どうせ困ったら生活保護をもらえばいいし。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
私は三世帯家族で育ってきました。父、母、そして父の母。その父の母には年金はほとんどありませんでした。なので当然子どもである父が収入のない母親の面倒を見ていましたし、それが「当たり前」でした。しかし核家族化進み一人暮らしの高齢者がどんどん増える中生活できるだけの年金をもらえる高齢者はいいのですが、そうでない方は、子供に頼るか社会に頼るかしかありません。しかし親たちの中には「子供たちに負担をかけたくない。」と考える方が多いのも確かです。私たちは成長するとつい「親への恩」を忘れがちになっていきます。家族の生活も、もちろん大切ですが「親への感謝」は忘れないようにしたいものです。
 同級生のS君はガンの治療が終わっても生活保護は一生受給しないと生きていけないかもしれません。役所の担当の方も「働く意欲があっても年をとるほどにどんどん仕事が見つからなくなってくるんですよ。なので結局一生保護を受け続けることになるんですよ・・。」と言っておられました。
老後資金の準備はいくつから始めても遅くはありません。
年取ったあなたの面倒を見るのは子供でも社会でもなく
若い日のあなたですよ


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