2024年9月27日  

みなさんこんにちは。暑さ寒さも彼岸までと言うのに、まだまだ暑い真夏の日が続き、夢季家では蝉の大合唱は止まりそうにありません。毎年夏のイベントである「夏休み子ども会」で今年は星野村へキャンプに行きました。台風10号が九州福岡直撃の予報に、中止にしようかとギリギリまで様子を見ていました。が、台風一過、ものすごくいい天気。夕方のバーベキューと花火の後はプラネタリウムへ。温泉もあり、空を見上げると満点の星たちと天の川。「星の村」の名の通り本当にきれいなものでした。参加の方々も「こんな星空は、生まれて初めて見た。」と感激しておられました。キャンプだけなら近場でいくらでもできそうですが、あの「満点の星の体験」はやはり「星の村」ならではです。

 

さて以前にも書きましたが私の車ニッサンのテラノはついに30年目を迎えました。大事に手入れをしながら乗っています。帰宅しガレージに入れると「お疲れさま~。」とボンネットをポンポンとたたいてねぎらいます。私は食事を終えるとごちそうさまでした、命をいただかせていただきましたと食べ物に感謝。また私は食器を洗う担当ですので洗う時にもコップお茶碗、お箸たちにみんなおかげで食事ができましたと思いながらきれいに洗っています。妻は昭和63年式のホンダの車に27年ほど乗っていました。高校時代おこずかいを貯めて買ったというモンブランのボールペンを今も大事に使っています。

またイチローは時間があると、自分でバットやグローブ、シューズを磨いていたそうです。「そんな事はグランドボーイにさせればいいじゃないか」と言った人がいましたが、イチローは「いや、これによって私は世話になっている。これでご飯を食べているのだから、自分で磨きたい。私がヒットを打てるのは、このバットやグローブ、スパイク、シューズ、ユニホームのおかげだから。」と言ったそうです。

 

先日妻が遠賀郡の「芦屋歴史の里」でのギャラリートークを聞きに行きました。テーマは「妖怪」です。そんなお話の中で興味深かったのが「つくも神」のお話だったそうです。室町時代の絵巻にもいろいろな「つくも神」が残されているそうです。

昔から日本ではいろんなもの石や樹木、また家や井戸などに神さまが宿ると言われてきました。トイレの神さまなどもそうです。ほかにも長年使ってきた道具にも「つくも神」という神さまが宿るそうです。長年使われてきた道具に宿った「つくも神」さまは人間からそまつに扱われると怒って人間にワルサをするが大事にしてもらえると喜んで人間を応援してくれるのだそうです。

そのように考えると道具を大事にしてきたイチローがあのような偉業を成しとげることができたのは、もしかしたら「つくも神」さまのおかげかもしれません。植物に話しかけるとよく育つとかワインの樽にクラシックを聞かせると美味しくなるとか・・。FP21も34期目になります。本当に会員のみなさまのおかげです。さらに私たちが道具に感謝し大事にしてきていることで、もしかしたら「つくも神」さまが応援してくれているのかもしれない・・・と少し思うようになりました。


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