笑顔のブログ

人ごとではない相続の話

2016年5月20日  

みなさんこんにちは。五月晴れが数日間続きそろそろ梅雨入りの気配がしてきました。夢季家では今年も「ホタルの乱舞」が始まりました。夢季家の前のゆるい坂を50mほど下ると小川があります。川のそばに行き手のひらを広げていると蛍が手にも服にもとまってきます。近所の方も家族連れで入れかわりたちかわり来ては感動して帰られます。夢季家のまわりには自然がたっぷりと残されていますから本当にありがたいものです。ほたるまた野口さんご夫婦が面倒をみてくださっている夢季家の小さな畑にも夏野菜のトマト、きゅうり、なす等の苗が植えられて準備万端です。二本の柿の木も昨年は全然実をつけませんでしたが今年はたくさんの花をつけていますので秋の収穫が楽しみです。
さて2015年1月1日から相続税基礎控除の減額があったためか今年は会員さんからの相続税に関するご相談が多くなっています。会員さんのお父様やお母さまから不動産や預貯金を受け継ぐ(会員さんご自身が相続人)というケースがほとんどですので正確な相続財産の額が出てこないケースも多くあります(お父様やお母さまから聞かないとわからないため)。会員さんの方々が心配なのは「税法の改正で相続税を払うようになるかもしれない。」ということです。FP21への相談が多くなった理由は「保険会社から相続税対策を勧められた」とか「友人、知人、親戚から相続税を払わなければいけないかもしれない。」という話を聞いたりしたなどということのようです。2014年12月31日までは「相続税を払う」というは「お金持ちの世界」のことでしたが今は一般家庭の問題となっています。先日ご相談があった会員さんは退職金と自宅だけでも基礎控除額より上回っていました。
預金金利も「限りなく0に近い」数字なので家庭用金庫が大変売れているようですし銀行の貸金庫契約も急増、タンス預金残高がうなぎ登りになっているという話もあります。神さま
今年になってすでに13件の相続診断を行いましたが2014年中までだったら相続税のかかる方はいませんでしたが税法が変わったためにそのうち4件の方々が相続税を払わなければいけないということがわかりました。事前のご相談がありましたのでいくつかの対応策をご提示することができました。究極の相続対策は「お父様やお母さまにお金を使っていただくこと」ですが他にも方法はいくつかあります。
将来お金で困らないようにと倹約をしながら贅沢もせずコツコツと蓄えてきたものが、ここにきて税法が変わったという理由だけでいきなり「税金で持っていかれる」ということになるかもしれません。対策には時間がかかることもありますので、まずは相続税がかかるのかかからないのか確認されて計画的に「早めの対策」ができれば心配することはありません。ご心配な会員の方はぜひご相談ください。税理士などの専門家と共にみなさんのために知恵を絞るサービスができあがっていますのでご活用ください。


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