2015年12月21日  

皆さんこんにちは。今年もいつの間にか気付けば12月。あと2週間ほどで新しい年が来ようとしています。みなさんのおかげで毎月続けることができた「旬を味わう会」も年々充実してきて新しい会員の方も今年は多く参加してくださいました。先月の「そば打ち」も記録更新で参加者がおかげさまで30名を超えました。目立ったのがご夫婦の参加、ご家族連れの参加。そして男性よりも女性と子どもたちが「真剣に」そばを切っていた姿が印象的でした。リピーターも多くそれもこれもそば師匠の宮城さんのおかげです。毎年毎年ありがとうございます。来年もぜひよろしくお願いいたします。

さて今年、私にとってとても大きなできごとだったのは、高校時代からても仲が良かった友達3人のうちの1人が6月に「がん」と宣告されたことでした。彼と一人っ子である私は高校時代はお互いの家によく泊まり兄弟のような仲でした。彼が担当のドクターに「自分の命は3ヶ月持ちますか?」と聞くとドクターは「うーん・・。」と首をかしげていたそうです。しかし昔に比べ医学も本当に進歩し「ガンによく効く」と言われる薬がたくさんできているようです。彼の場合もありがたいことにあれから6カ月経過していますが進行も止まり明るい兆しが見えてきているようです。彼も「絶対治すけんね。」と言ってます。わたしの友人のドクターも「余命何年とか何カ月と言うてもまさに本人しだいやけんね。ぜんぜん当たらんこともようあるったい。」と言ってました。
以前にも書きましたが人は皆死にます。そのうち3分の1の人は大きな病気もせず「長寿」と言われるようになるそうです。そして3分の1の人は長生きをしようとあれやこれやいろんな努力をすることによりかえって命を縮め死を早めてしまうそうです。長寿の方たちに聞いてみると特に「長生き」しようとも考えておらず「死ぬこと」への恐れもあまりない方が多いようです。「腹をくくっている」とでもいうのでしょうか。生死に執着せず日々を楽しむことができる人はストレスを抱えることも少なくその結果「長寿」と言われるようになるのかもしれません。

雑誌の片隅に書いてあったことを紹介します。
徒然草にも「人、死を憎まば生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」とあります。死を怖がるならまず生を愛せ。今日命あることを喜べば、その日その日を楽しまずにいられようか。とにかく今日の命にいつも感謝し自分の気持ちに素直に頑張らずにあるがままに生きることだ。
                             


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